治療のかたわら、錦糸町界隈を、徘徊する日々

明るい治療院

 今日の患者は腰痛の歯医者さん。 「アイテテテェー。」 「患者さんの痛みは私の喜び。(笑)」 「私も患者さんにそういう冗談を言ってみたいですよ。(笑)」 「歯医者でこれを言われたら、患者さんはもう来ないでしょうねえ。」 「実は私が歯医者になってから、一度も言ったことが無い一言があるんですよ。」 「何ですか?」 「じゃあ、診察しますから、服を脱いでください。」 「怪しい歯医者ですねえ。」 「ますます患者が来なくなる。アッハッハ。」 はあー、カイロの治療院で良かった。

楽天地の和時計 錦糸町駅前公園の
トーテムポール時計
錦糸町駅前に豆の芽?

マスコット

 今日の患者は看護婦さん。 「この人体骨格標本、胸に名札がついてるわ。”小錦くん”ってどこが?」 「すねに傷も無いし、目もパッチリしてるでしょ。」 「あーあ、目まで書いちゃって、楽しそうねえ先生。こっちは何?”本物の柳生十兵衛の頭蓋骨”?」 「そうです。トレードマークの眼帯もしてるでしょ。」(エッヘン)「この眼帯、ものもらい用じゃないの?それにやけに小さいしねえ。」 「そっ、それは柳生十兵衛が5才の時の頭蓋骨であって、え〜と。」(オドオド) 「どうせ冨岡八幡宮の、骨董市あたりで騙されたんでしょ。」(ドキリ) あぁ所詮男のロマンは理解されないのか、、、。 それ以来この頭蓋骨は、森の石松と名前が変わりました。おそまつ 。

骨格モデル小錦くん 頭蓋骨のターミネー太 小錦関と息子

百薬の長

 診療時間が終わった頃、様々なセールスの電話が、かかってきます。こちらはすでに缶ビールが開いているので、 「もしもし、院長先生はいらっしゃいますか?」 「院長はもう辞めて、酋長になってますのでジェロニモと呼んでください。」 「はあ、?」「インディアンうそつかなーい。」 「あの〜?」 「ハクジンウソツキアタマノカワハグ、キャッホッホーイ。」 「失礼しました、ガチャン。」  ああ〜。酔いがまわるなあ〜。

 今度かかってきた電話には、秘密の合言葉を、言ってもらうことにしよ。そうだ、ついでに秘密結社のカードと、バッチも作っちゃおうかな(ウキウキ)。 ふと、後ろを振り返ると 「また遊んでる、、。」と訴える妻の鋭い視線が、、、。  あぁ所詮男のロマンは理解されないのか、、、。

錦糸掘公園の河童 本所防災館 錦糸町ダービー通り

おいてけ堀り

 治療院のある錦糸町は、本所七不思議の「おいてけ堀り」のあるところ。 「シャッチョウサン、マッサージ、キモチイートコ、ヤッスイネ。」 等という女の子に誘われて行くと、財布を丸ごと置いてくることになる、今も怪しい魅力の街です。 夜、帰り道で金髪の美女にいきなり声を掛けられて、 「オーォ、センセーイ、ワタシモウダイジョブヨー、ホラミテネー。」 はて?君はこの前ギックリ腰で来た、店のダンサーの娘か。そんなとこで腰回し、して見せなくてもいいよぉ。 「センセーイ、コンドハアッソビニキッテネエ。」  国際都市錦糸町ですねえ。

錦糸町駅近くの動物学校 公園から見える錦糸町オリナス 錦糸公園クマさんの鉄の彫刻

疲れちゃって、憑かれちゃって。

 「体が疲れちゃって、疲れちゃってねえ。占いの人に見てもらったら、肩にキツネが憑いてるって、言われたのよ。肩凝りの原因はこれだったのねえ。」お札を富岡八幡宮に、納めてきたそうです。「でも、最近太ってきて、お腹が出てきちゃったのよ。きっと今度はタヌキに、憑かれちゃったのかしらねえ。あっはっは。」それはきっと違うと思います。あー疲れた、憑かれた。

三囲神社のお稲荷様はたれ目で
コンコンさんと呼ばれています。
東向島、きびだんご 屋台が来た時に撮ってもらいました。

パソコン教室

 「OKアシストサービス」にお願いして、一日パソコン教室を、開いていただきました。生徒はパソコンを買ったけど、使い方が分からない、カイロ治療院のメンバー。 「ドメインは、、、サーバーで、、、アシストが、、、。」 「ドドメ? サバ? アシジュポン?。」 まるでフランス語のような会話に、これはだめだ、と思った先生は 「えー、まず、このマークが付いているのが、スイッチです。押すと画面が出ます。」「なるほど。それでこのテレビは、どこにチャンネルがあるの?」 メンバーは、いまだにメールのやり取りが、出来てません。

西深川橋のシーラカンス マサバ スルメイカ

江戸城を作ったのは大工さん

 治療院周辺には名所旧跡もあります。むかしむかし、雨に打たれた太田道灌が、雨具を借りようと一軒のあばら家に立ち寄った時、中から美しい娘が現れて「おそれながら、、。」と差し出したのは一輪の山吹の花と歌一首。「ナナヘヤヘ、オトハスレドモヤマブキノ、ミノヒトツダニ、デヌゾカナシキ。」「ウム、この娘御は便秘であったか。」はたと気づいた道灌は、印籠からイチジク浣腸を出し与えたというお話。めでたし、めでたし。(本当の歌は「七重八重、花は咲けども山吹の、実の(蓑)一つだに無きぞ悲しき。」と、雨具を借りるのを断られた話です。)

江戸城の様なお店 業平の和菓子屋さん森八 歌舞伎にも出てくる横川の法恩寺 太田道灌の碑 八重ヤマブキは花だけで、実がなりません 東駒形にはイチジク製薬本社

隅田川花火大会

 留学生たちを連れて花火見物へ行った所、ものすごい混雑の中で女の子が行方不明になり、心配していると帰ってきて言う事には「ワタシ、パーティーニ招待サレマシタ。ミナサン来テクダサイ。」行って見たら、花火を見てた家に上がりこんで飲み始めてる。なぜ?「トイレ貸してくれって来たんだけど、言葉も良くわからないし、一杯飲んで行けって言ったんだが、こんなに仲間がいたのかい。」ご無礼をお詫びしてご馳走になったのですが、酔っ払ったあげく片言の英語で外国人に成りすまし、「スシ、サケ、オカワリ。」と言い出す奴まで出てきて、とんでもない迷惑をお掛けしてしまいました。向島の皆さん、ごめんなさい。

吾妻橋にて花火見物 両国駅前 回向院ねずみ小僧

お台場、ビッグサイト

 国際展示場で健康、美容業界の展示会があり、招待券が来ました。モデルのお姉さんが脂肪取りの機械にかけられたり、クリームを塗りたくられたりするのですが、中でもすごいのは全自動人間洗濯機です。カプセルの中に入ると上下左右からシャワーが出て洗われてしまう。「本来ならば何も着けずに入るのですが、今回は水着での実験です。」と言うアナウンスに周りは黒山になり、次々に洗われて出てくるビキニの美女の姿に「おー、次は金髪かー!」等と言う者もいて、いったい何を見にきてるのか?とっても楽しい一日でした。

全自動人間洗濯機 なぜか半纏を着たアシスタント

深川めし、おさかな天国

 長男は「住吉銀座の回転寿司でサカナの歌流してた。」次男は「森下の、のらくロードでもサカナの歌やってた。深川めしに焼き鳥屋。」三男は「おれなんか仙台掘りの釣堀でも聞いたぜ。」どこで何食ってるんだ、うちのダンゴ三兄弟は?「サカナ、サカナ、サカナー。」は耳に残るなぁー。ちなみに妻はパチンコ屋で聞いている?

江戸みやげ屋さん 森下文化センター のらくロード商店街

清澄庭園、春の七草、野草の会

 80年の夏でした。友人の結婚式場を確保するため、受付け日の三日前から清澄庭園の門の入り口へ、数人で座り込む事になったのです。夕方になると、子供たちが寄って来て「兄ちゃん達何やってんだい?そうかあ、手伝ってやるからアイスくれよ。」下町のガキは物怖じしない。夜になると、公園にいる浮浪者が「こんなコンクリの所より、あっちのベンチの方が楽だぞ。」と声をかけてくる。下町は浮浪者でさえ人情に溢れてる。(同情されてたのかも)ビールを渡して丁重にお断りしたが、熱帯夜の翌朝は歩道の上に、酔っ払った若いもんが数人グダーと伸びている。すぐ近くのベンチでは、浮浪者がグダーと伸びている。そこへ子供の手を引いたお母さんが通りがかり、「ぼうや、勉強しないとああいう風になるのよ。」それは違うんだが、確かに勉強はしてないな。炎天下、夕立、警察の不審尋問にも耐えながら、やっと取れた式場でした。あのころのメンバーも今ではすっかり良いオヤジになってしまいました。

芭蕉采茶庵跡 清澄庭園 大正記念館

旧友と春の七草、野草の会

 当時の若者たちはサークルと称して、看護婦さんや保母さんを連れ出しては遊びに出かけたもんです。会報も、わら半紙にガリ版印刷だった頃は、字が擦れて何が書いてあるのか分からない事もよく有りました。横線が見えず、片仮名の「サ」が「ソ」になってる記事などは悲惨でした。「みんなで高原へ、ハルノナナクソを探しに行きましょう。ノグソの会より、、。」ナナクソってどんな形してるのか?トグロ巻きかな?探したくないなあ。他の記事では、「A子さんとB君は二人の故郷で見つけた、ミチノクソ(陸奥荘)で式を挙げ、新居は千葉県キタナラシーノ(北習志野)です。臭い仲と言う、うわさは本当だった、、。」友情に溢れてましたね。

万年橋から見た清洲橋 芭蕉もいます 大はしあたけの夕立

木場公園、梅雨時に思うこと

 アジサイの木の下で、いつも子犬にオシッコをさせていた少年がいました。「おじさん、アジサイは土壌が酸性だと青い花、アルカリ性だと赤い花が咲くんだぜ。」オシッコが酸性か、アルカリ性かは分かりませんが、実験の結果を学校で発表するのだそうです。少年は毎日のようにやって来て、子犬がしないときは自らがオシッコをする熱心さで観察をしていました。が、さて、やがてアジサイの花が咲いた時、花の色は黄色くなっていました。少年は学校でどんな発表をしたのでしょう。木場公園

仙台堀イメージ図 木場公園イメージ写真 横十間川イメージ図

千田神社のサイレントナイト

 我が家では「ねえ、どうしてうちにはサンタクロースがこないの?」「そりゃあ、家はキリスト教じゃないからなあ。その代わりにナマハゲは来るぞー。」と教えてあるので、クリスマスの夜に煙突からナマハゲが「悪りい子はいねがー」と入ってくるのを想像し、「こわいよー」とその夜は早く寝てしまいます。節分には何が来るのかな?

 連合子ども会のクリスマス会は、毎年各町の町会長がサンタクロースに扮して出てきます。それも八人も、、。年末大サービスに子供たちも目がパチクリ。終わったあとの衣装は千田神社の社務所に保管されてます。八百万(ヤオヨロズ)の神様は霊験あらたか。

貧乏自慢

 「お父さん、うちは貧乏なの?」「ああ、そうだよ。玄関の呼び鈴も押すとビンボー、ビンボー、て鳴るだろ。」「じゃあ、どうしてお母さんは太ってるの?」「それは、他から声が掛からないように、太らせてあるんだよ。」「水太りじゃなかったんだ。」「そういえば、おまえも腹が三段になってないか?」「ぼくねえ、お母さん似だから。」妻には言えない会話でした。

亀戸升本 香取神社亀戸大根の碑

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