雨に濡れない武術家、金縛りの術

美座時中氏の弟子である姫野源次郎氏も、気による治療のエピソードを持っています。

「やってきた患者の足音を聞いただけで、何処が悪いのかが解った。」

「すれ違いに体に触れただけで、相手を動けなくする金縛りの術をかけた。」 等など。

姫野氏は美座氏のほかに主水何某と言う武術家に師事しており、主水師は武術の達人として有名で、

「傘を持たずに出かけた先で、雨に有っても濡れて帰ってきたことが無い」と不思議がられたそうです。

この手の話は武術家の逸話として、明治頃には富山県に限らず全国各地に残っていたようです。

現代で想像するに、手に持っていた鉄扇か木刀で雨をなぎ払ったと言うことなのか?

気で雨をはじいたのか?

昔は化け物のような武術家が存在したようです。